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絵画を読み取ることで観察力が高まる

普段私たちCasieの絵画レンタルサービスをご利用いただくお客様に、ふとした瞬間、質問を受けることがあります。

私は芸術とか絵画とかに不勉強なんですよ。ちなみにどうやったら絵画って楽しめるようになりますかね?

そう言われてみると、ちょっと回答に困ることがあります。

実際に私たちもこうしたお仕事をさせてもらっているからこそ、絵画やアート全般に関心を持つようになりました。

それ以前と言われれば、確かに“どうやって作品を楽しむか”については考えたこともありませんでした。

実際にCasieに所属するアーティストさんに同じ質問をしてみたところ、ほとんどのアーティストさんが、

「楽しみ方は人それぞれですから、私は何も言えません」

って言われrます。

でも今になってその答えが本当に正しいんじゃないかな〜って感じています。

 

観察力を磨くのはいかがでしょう

それでも、「いや、何か明確なアドバイスをくれ!」と言われる方のために、ちょっと工夫してみます。

上の作品はエルミタージュ美術館に所蔵されている名画 ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール《盗まれた接吻》です。この作品をまずはゆっくり、時間をかけて眺めてみましょう。

どんなストーリーを想像できるかな!?

 

一度眺め終わったら、少し目をそらしてさらにもう一度この作品のストーリーを想像してみましょう。また違ったストーリーを思い浮かべるかもしれません。

 

タイトルには「盗まれた接吻」とありますが、女性からはちっとも嫌がっている姿が見えません。ってことはこの2人はお互いに認め合っている関係!?

女性の視線の先には、何やら扉の向こう。。。。なんだかたくさんの人がいますね。あの人たちに見つかったらマズイのでしょうか!?心配そうです。

女性の洋服、とっても綺麗ですね。シルクでしょうか!?きっと当時の高い身分のお家に生まれた女性なのでしょうね。

ん!?それに比べて左に隠れている男性はどうでしょう。女性と比べるとちょっとラフです。胸ものあたり、白いシャツが若干油の汚れのようなものがついていますね。それに足元もスリッパ!?靴下!?

女性とは不釣り合いな身分のように見えますが、それでも2人は相思相愛。

禁断の愛でしょうか、なんだかそんなことを考えるととってもドキドキします。当時は今では想像もできないくらい階級社会だったでしょうから、もうこれ見つかったら男性は処刑されちゃうのでは!?まるでロミオとジュリエットみたいな恋がこの時代、本当にあったのかもしれません。

 

これは私が勝手に想像したストーリです。正解なのかどうかはわかりません。

しかし絵画を楽しむ1つの方法として、こうしてストーリーを付けてみるのがおすすめです。

美術館に行って、自分の好きな作品を見つけたらその作品の前でじっくり時間をかけて眺めてみましょう。

ストーリーを想像してみるのです。

この時、先に作品のタイトルや説明書きを読まないこと。

まずは自分でストーリーを想像してみて、あとで答え合わせをするのも面白いですよ。

 

実はこうしてじっくり絵画を眺めることで、とある能力が鍛えられます。

それが、観察力です。

観察力はスパイや刑事さんだけの専売特許ではなく、今とっても必要とされている能力の1つだと思います。

人とは違うモノやサービスを生み出したりする人はほとんど、高い観察力を持っています。つまり普通の人が見過ごしてしまうようなところに注目し、人が喜ぶようなアイディアを生み出します。

実は私がここで名画と観察力のつながりを解説するよりも、ベストな一冊の本をご紹介します。

まさにタイトルがそれですね。

もうあまりに面白くて一瞬で読んでしまいました。(時間的な一瞬ではなく夢中的なwww読むのに丸一日かかりました)

これを読み終わってから気づきましたが、

絵画を毎日眺める習慣を作る企業やチームはきっと成績が伸びるということ。この本の中にその実験結果が書かれていましたが、確かに観察力の高いチームが他よりもずば抜けた結果を生み出す理論はイメージだけでも理解できます。

ぜひ、皆様もアートを取り込み、オフィスや自宅を美術館にしてみませんか!?

観察力!高まりますよ!

 

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