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無駄だと思うものこそロマンチック。音楽と1シーンを絵の中で感じる / 絵画アーティスト 荒木 健二

Kenji Araki’s Profile
京都府出身。3.11の震災を経て鳥取に移住し現在は熊本県在住。”田舎でのスローライフ”を意識しながら、創作活動を行う。学生時代はサッカーに励み、その後はバンドやギターに熱中し、役者としても活躍。その傍で20代半ば頃、幼い頃から好きだった絵を本格的に描き始める。アートコンテストでの賞の受賞や、フライヤー作成など多岐にわたって活躍するアーティストである。

主な実績
・KFSアートコンテスト 西岡一賞、わたせせいぞう賞受賞
・キングレコード「むせび泣くサックスフォン」CDジャケット
その他フライヤーデザイン、看板デザインなど

影響を受けた作家:ロバート・クラム、ジム・フローラ
Instagram:https://www.instagram.com/kenji_drawing/

 

バンド活動や役者としての活動など、様々な表現活動をしてきた荒木さん。

レトロでお洒落な雰囲気と味のある色使いは、絵画としてだけでなくグリーティングカードやフライヤーなどにも格好よくハマる。

その中でも「楽器」や「音楽」をモチーフにした作品が特に目を引くのは
「音楽を聴きながらじゃないと絵は描けないですね。」と
荒木さん自身が古いブルースやロックンロールなど、たくさんの音楽を愛しているからである。

”絵の世界に引き込めるか、引き込めないか”そんな話もしてくれた。
「絵を観てくれた人に疑似体験をしてほしいんです。」

絵の中に入って、その1シーンを体験するような。そんなことだろうか。

▲「Memphis」荒木 健二

▲「The afternoon over a trumpet」荒木 健二

 

どんな人に観て欲しいかという問いに、
「センスの良い人や音楽や映画の好きな人に観てもらえたら、一番嬉しい。でもまず”絵を飾る”ということをする時点で、その人は”センスが良い人”だと思うんですよね。」と荒木さん。

まさに、そうだと思う。

「無駄だと思われるものに、力を入れたい。衣食住の中ならば”衣”が重要だと自分は思うし、音楽だって絵だって無くても生きていけるけど、そういうものが好きなんです。」

役に立つか役に立たないかとか、生きていけるか生きていけないかとかじゃない。
なくたって生きていける、時には無駄だと言われるものほど、最高にロマンチックなのだ。

 

編集後記
荒木さんの考え方はどれもこれも共感できたし、とってもアーティスティックだと思った。
アンダーグラウンド・コミックスを思わせるレトロな世界観から、映画のワンシーンのようなしっとりオトナな作品まで、どれもわかりやすくお洒落な作品なので気軽に手に取りやすいのも魅力。

荒木 健二さんの作品はこんな場所に合いそう
カフェや喫茶店にはもちろん、渋めのバーにもかっこよくハマります。音楽にこだわるお店には、特におすすめ。個人宅にも、リビングや玄関などカジュアルに楽しめそう。

interview&text:miwo tsuji

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